数珠
修理したほうが良いケース

数珠を買い替えではなく修理したほうが良いケースについて

数珠は構造が単純なので、その気になれば自分でも修理できます。
しかし、中には自分で直すのではなく、修理に出したほうが良いケースもあります。
ここでは、そんな修理に出したほうが良いケースについて、お話しましょう。

珠の破損

数珠の部品は、紐と珠だけです。
紐がちぎれた程度なら、紐を買い直して珠を通せば済むので、自分でも修理できます。
しかし、うっかり落として珠が割れた場合、珠の修理は難しいです。
素材によっては、壊れた珠を瞬間接着剤でくっつけることもできますが、それでも破損箇所が目立ちます。
そのため、壊れたパーツのみ新たに買って、付け足すことになります。

しかし、数珠の珠がバラ売りされていることは少なく、なにより珠なら何でも良いというわけではありません。
そのため、基本的に仏具店に持ち込んで、修理を依頼することになります。

特殊な数珠

人によっては数珠に強いこだわりがあり、紐から珠まで特別なものであるケースもあります。
例えば、黒檀や菩提樹といった特定の樹木で作られたものや、七宝(金や銀、サンゴなどの宝石)を使用していたり、通販で買った特別なものだったりといった場合、紐も部品も購入する場所が限られています。
そのため、自分で部品を取り寄せる場合、時間や費用が大きくかかってしまうことは避けられません。

そんな場合、自分で直そうとするよりも、修理に出した方が早く直せることが多いです。
仏具店は数珠の部品の在庫もありますし、取り寄せるためのルートも確保しているため、数珠の修理に足りない部品を素早く取り寄せることができるからです。

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